出発前夜、旅の準備を終えいつものように晩酌していると、不穏なSNSが。
「We’re really sorry that your flight to LHR has been canelled tomorrow due to….」
どうやら明日のロンドン便がキャンセルになった模様。慌ててブリティッシュ・エアウエイズのホームページを調べるも、消えてしまったフライト。
電話で問い合わせしようにも営業終了後で為す術なし。
結果的には無事に バルセロナへたどり着けたのですが焦りますよね。そのとき私達はどのような行動をしたのか。今回はそんなお話です^^;
とりあえず腹を決める
信じられなくて一瞬、迷惑メッセージかと思いました。ちょっと前に航空会社から「旅立つときがきましたよ〜。お待ちしてますね」というメールを受け取ったばかりだったので。
そして直後、メールでのフライト欠航のお知らせ。
「お客様を目的地までお連れできるよう全力をつくしてまいります」の頼もしい言葉を残しつつ予約便は消えていったのでした。
メールに記載されていたアドレスに移動してみても、なんの解決もできなかったのですが、特典航空券だったせいもありますかね？そこは謎です。
とりあえず連れと話し合いの結果
・今日は寝る
・明日は定刻新千歳空港に行く
・たとえビジネスクラスでなくなってもスペインに行く。
この3点を確認しあい潔く寝ることにしました。
新千歳空港にて
かくかくしかじかと、GJCカウンターのお姉さん2人に説明をします。
スタッフAさん：電話で対応してくれている。
その間スタッフBさんは私達と会話してくれる。
「いよいよダメなときはどうすればいいですかねぇ」
Bさん：ブリティッシュ・エアウエイズさんに直接お電話になりますね。
電話番号をネットで調べて教えてくれる。
Bさん：あ、土日はやってませんね。汗
「・・・絶句・・・」（今日は土曜日です^^;）
そのタイミングで
Aさん：予定通り羽田空港に飛んでください。着いたら羽田空港で荷物を受け取ってから、ブリティッシュ・エアウエイズの出発カウンターに行って状況をご説明ください。職員が対応いたします。
「ホッ・・・。わかりました。ありがとうございます」
これってスペインに行けるってことだよね？とりあえず第一関門突破ということで羽田へ向かいましょう。Bさんの言葉に絶望しかけたけど（笑）対応いただきありがとうございました。
羽田空港、出国カウンターにて
羽田の国際線ターミナルへ向かう途中、空欄になってしまった予約をアプリで見ているとフィウミチーノ空港、とか変な表示になっていました。一瞬ローマ経由？（嬉）と思った私、完全に混乱中です。
ということで羽田空港のブリティッシュ・エアウエイズの出発手続きカウンターへ。日本人スタッフの対応で代替え便をさがしてくれました。
はじめ２〜３のフライトを提案してくれましたが、ビジネスクラス２席のため状況が刻一刻と変化しているようでした。
迷っても仕方がない、というかこの便しか残っていなかったので最終的にミュンヘン乗り継ぎのルフトハンザ航空に決まりました。
当初、羽田からロンドンで一泊してバルセロナへ向かう予定でしたが、羽田で一泊後ミュンヘン乗り継ぎでバルセロナに向かう便に変更となりました。
ありがたいことに、当日はブリティッシュ・エアウエイズさんの手配で、夕食、朝食つきの羽田空港国際線第３ターミナル直結のホテルに泊まらせていただきました。
空港直結ホテルは移動のストレスが無くて本当に便利ですね。
意識しておきたいこと
結果的に半日遅れのバルセロナ着になりました。
フライトキャンセルの理由は航空会社のオペレーションでしたので、混雑していないこともラッキーでした。（天候が原因の場合は大勢の方が対象になるので大変そうです。）
航空会社の垣根を超えて代替え便を手配してくれることがあるんですね。
メールにかかれている通り、お客様を目的地までお連れできるよう全力をつくしてもらったわけです。感謝。
もしキャンセルになった場合は、次のようなことを意識しておくと少しだけ余裕が生まるかと思います。
- まずは、出発空港の有人カウンターで相談
- 確認したいこと等をメモに書き出しておく
- スタッフに伝わりやすいように具体的に。
- 自分の希望の代替え便の条件を確認しておく
- キャンセル前の座席と同じ座席クラスか
- 乗り継ぎ時間は十分に確保されているか。確保されていなければ乗り遅れたときの対応を聞くor 調べる
- 到着時間は当初の予約よりどのくらい遅れるか
- 保証はどうなるか
- 提示された代替え便は、自分の希望にあっていたらさっさと決める。（どんどん席は埋まっていきます）
- 参加できないツアーなどの予約があれば、キャンセルする。
- 海外旅行保険に該当するか、条件や必要書類を確認しておく（これは必ず旅行前にやっておきましょう）
ざっと、こんなところでしょうか？
時間との勝負になるので重要なところはおさえつつも、細かすぎることは気にせずサクッと行動しましょう。そのためにも箇条書きでメモしておくことをお勧めします。聞き忘れも防げますしね。
今回は日本で起こった出来事でしたのでラッキーでした。これが海外で発生したらと思うと、恐ろしいです。
改めて有事に備えて英語勉強を続けようと決意した出来事でした。
