ANAのマイルの期限切れが近づいてきたので、特典航空券を発券して夫婦二人でカナダへ行ってきました。
いつものように長距離線は絶対に特典ビジネスで行くんだ!という強いこだわりを持って、発券に挑みました。が、特典ビジネスはどの日付も1席か空席待ちしかありません。
マイルの期限は迫ってくるし、2名分のビジネスクラスを予約するにはマイルが少し足りないし、という3重苦を背負いながらあれこれ悩んでしまいました。
一人で行くわけにも行かず、結局1席はビジネス、もう1席はプレミアム・エコノミーで発券しました。当初は長距離フライトを座ったままで耐えられかとても不安でしたが、プレミアム・エコノミーの乗り心地は思いのほか快適なものでした。
ANAマイルでナイアガラとバンフに行ってみた

2025年の夏の大旅行、行き先は念願のカナダ。旅の目的は長年の夢、ナイアガラの滝の水しぶきを浴びることです。
その昔、日通旅行の「ルックワールド」のテレビCMを見たときから行ってみたいと思っていました。「世界を見るのよ、ルックワールド〜♫」(かなり古いです^^;)
そしてもうひとつ気になっていたのは、カナディアン・ロッキーを間近に見ながら列車でカナダを横断すること。でもこちらはあまりにも時間とお金がかかりすぎるので諦めました。
列車の旅は諦めましたが、カナディアン・ロッキーへの拠点となるバンフに立ち寄って、モレーン湖という信じられないくらい青い湖を見に行くことにしました。
そのためにはカルガリー空港を旅程に含める必要があり複雑な旅程になりますが、もちろん狙うのは特典ビジネスです。
バンクーバーへの直行便か、アメリカ・シカゴ経由でのカナダ入りか
バンクーバーへの直行便は空席待ちばかり
さて、カナダにはどう行けばよいのでしょうか。まずはここからです。
調べてみるとANAの直行便がバンクーバーまであります。
これは簡単に行けるじゃありませんか、と思ったのですが話はそんなに簡単にはいきません。どの日付をみても空席待ちばかりなんです。そんなにバンクーバーは人気なの?はたまた出足が遅すぎたのかしら?
この路線は泣く泣く諦めました。
1席しか出てこないビジネスクラス
そんなわけで、次はアメリカ経由を探してみます。
一番見たいのはナイアガラの滝なので、シカゴ経由が行きやすそうです。多くの日付で1席はビジネスが取れる状況です。
往路:新千歳→羽田、成田→アメリカ・シカゴ
復路:トロント→カルガリー、アメリカ・シアトル→羽田→新千歳
あいだの抜けているフライトは別途有償で手配をする必要がありますが、どうにか特典ビジネスを1席発券することができました。
それにしても地図で確認してみると、あらためて北米の広大さがわかります。この旅程を完成させることはできるのか一抹の不安が・・・
もう1席はプレミアム・エコノミーで発券
特典予約ができるようになる355日前はとうに過ぎ、予約に向けて動き出したのは12月。おまけに8月の繁忙期の予約を狙うとは、どう考えても遅すぎでしょう。とツッコミたくなりますが、マイルが貯まるのを待っていたんだから仕方がない。もう少し早く動けていたら、よい旅程が見つかったかもしれませんね。
ということで、私の分はシカゴまでの往復をANAのプレミアム・エコノミーで発券しました。主人一人をカナダに送り込むわけにも行かないですしね。
そもそもプレミア・エコノミーってどんな席?
エコノミーよりも広いシートはもちろんですが、より充実したサービスを受けられます。
・預け入れ荷物の優先受取の<PRIORITY>タグをつけてもらえる
・ラウンジの利用
・スリッパなどの充実したアメニティー
・プレミアムエコノミー用ドリンクの提供
ざっくりこんな感じです。けっこう良いサービスだと思いませんか?
詳しくはANA公式で最新情報を確認してくださいね。
プレミアム・エコノミーに乗った感想は?
そして、肝心のシートピッチですが
・プレミアム・エコノミー:38インチ(約97センチ)。
・エコノミー:34インチ(約86センチ)
10センチほどの差があります。
私はリクライニングをあまり倒さない派ですが、足元がゆったりしているので楽さがまったく違いました。ちなみに身長は165センチです。
また、前の人にリクライニングを最大まで倒されて大変だった苦い思い出があるので、プレミアム・エコノミーの最前列を選びました。
10時間超えの長距離フライトなので予約時は心配でしたが、疲れ知らず。エコノミークラスとは段違いの快適なフライトを楽しむことができました。
これからはプレミアム・エコノミーを選ぶことも多くなりそうです。
まとめ:ビジネスクラスが取れないとき、プレミアム・エコノミーはおすすめ
人数分のビジネスクラスを確保できなかったら、プレミアム・エコノミーを選択するのもよいと実感できました。ビジネスクラスの空席待ちを入れるという選択肢もありますが、一か八かのストレスがかかるよりいいかなぁとも思います。
連れの人と席が離れてしまいますが、人数分のビジネスクラスが取れないときや、マイルが足りないとき、プレミアム・エコノミーを選んでみてはいかがでしょうか。
