50代から個人手配で海外予行を始め、英語もままならない私にとって、旅の事前準備は超重要です。事前準備をしっかりして効率よく観光できるようにしましょう。
「地球の歩方」に紹介されているバルセロナにあるガウディ作品は11箇所。
「サグラダ・ファミリア」や「カサ・バトリョ」などの有名どころは有料で予約必須です。
私ほとんどの場合、料金が安い公式サイトから予約をしています。
スペイン語での予約はハードルが高いですが、ぜひ公式サイトから予約をしていきましょう!
工夫次第でスペイン語のサイトからでも予約ができます。
でないと、当日どこにも入れない事態になる可能性大です。
どうしても自分では不安、無理という方は「VELTRA」や「Klook」などの日本語で予約できるサイト利用するのも良いと思います。
私が公式サイトからの予約にこだわる理由
私は以下の理由から、できる限り公式サイトからの予約をするようにしています。
料金が最安のことが多い
「ベルトラ」や「Klook」などの外部予約サイトからの予約するよりも、料金が安いことが多いです。
また、これらの外部予約サイトはガイド手配料や手数料など、チケット以外の隠れコストがあるため金額が高くなりがちです。
チケットの種類がシンプル。自分に合わせたプランを立てやすい。
外部予約サイトを見てみると、プランがたくさんあり自分の条件にあったものを探すのが大変です。
公式サイトにもいくつかプランがありますが、外部予約サイトよりもシンプル。
条件をよく読んで、自分のスケジュールに合わせたチケットを探してみてください。
公式サイトからの予約のヒント
私はパソコンでGoogle Chrome を使って予約をしています。それぞれの環境によって操作の仕方が違ったりするので、その点はご容赦ください。
まず公式サイトを探す必要があります。
「サグラダ・ファミリア 公式」とか「カサ・バトリョ 予約 公式」で検索すると出てきます。どれが公式サイトなのか判別がつかない方は、「地球の歩き方」などのガイド本に公式サイトが乗っているのでそちらを確認してください。
下記のリンクから入ると、サグラダ・ファミリアは英語、カサ・バトリョは日本語表記になっています。
サグラダ・ファミリア公式リンクhttps://sagradafamilia.org/en/home
カサ・バトリョ公式リンクhttps://www.casabatllo.es/ja/
サグラダ・ファミリアの予約
公式サイトを和訳してみよう

サグラダ・ファミリアの公式サイトを開くと、見慣れない言語での表記になっているので、日本語に訳しましょう。
まずサグラダ・ファミリア公式サイトのトップページの画面、右上の虫めがねマークの左隣の文字をクリックして、EN(英語)に変えます。
その後で画面右上(アドレスバーの延長上です)にある3点リーダー(縦に3つ並んだ黒い点)をクリック→「翻訳」を探してクリック。
するとGoogle翻訳が画面上部にあるアドレスバー内の右側に出現するので、日本語をチェックすると和訳されます。
スペイン語→英語→日本語の順でやっていくと、おかしな和訳になったときに英語で確認することができます。
チケットは4種類
サグラダ・ファミリアはバシリカと呼ばれる聖堂の見学だけのものと、プラスで生誕のファサード、受難のファサードの2つの塔のどちらかに登ることができるチケットに分けられます。
全てにオーディオガイドがついていて、もちろん日本語も選べます。

公式サイトに行けたら、「チケット」→「個人・最大9名」の順にクリックすると4種類のチケットが表示されます。(2025年5月の情報です)
- サグラダ・ファミリア 26ユーロ
- サグラダ・ファミリア(ガイドツアー付き) 30ユーロ
- 塔のあるサグラダ・ファミリア(ガイドツアー付き) 40ユーロ
- 塔のあるサグラダ・ファミリア 36ユーロ
※全てのチケットに日本語にも対応しているオーディオガイドが付きます。
4つもあると悩みますが、おすすめは
「塔のあるサグラダ・ファミリア 36ユーロ」
どちらか一つの塔にしか行けないので、お好みの方を決めてくださいね。
私は自分のペースでゆっくり見学したかったのと、日本語のガイドさんがつくツアーがないようだったのでこのチケットにしました。
すべてのチケットにアプリをダウンロードして使えるオーディオガイドがつくので、日本語の説明を聞くことができます。これだけで十分楽しめました。
カサ・バトリョの予約
いっぽうカサ・バトリョでは複数のツアーが用意されていて、少し複雑です。
ライブやドリンクを楽しめるものもあるようなので、興味のあるかたはサイトを覗いてみてください。
まず最初のページの動画の中央にある「チケットを購入」をクリックします。
そうすると「選べるツアー」の画面で4つの選択肢が出てきます。
どれも魅力的でしたが、私は時間の都合上「一般見学」を選びました。
「一般見学」ではブルー、シルバー、ゴールド、プラチナの4種類のチケットがあります。
※2025年5月調べ
ブルー | シルバー | ゴールド | プラチナ |
オーディオガイド(日本語) | オーディオガイド(日本語) | オーディオガイド(日本語) | オーディオガイド(日本語) |
ガウデイキューブ(360℃) | ガウデイキューブ(360℃) | ガウデイキューブ(360℃) | ガウデイキューブ(360℃) |
ドラゴンの屋上 | ドラゴンの屋上 | ドラゴンの屋上 | |
拡張現実タブレッド | 拡張現実タブレッド | ||
ガウディドーム(没入型) | ガウディドーム(没入型) | ||
バトリョ家プライベートレジデンス | バトリョ家プライベートレジデンス | ||
優先入場券(Priority Pass) | |||
日付変更可能 | |||
キャンセル無料 | |||
29~41ユーロ | 34〜46ユーロ | 39〜51ユーロ | 49〜61ユーロ |
2024年8月に行ったときは、ゴールドチケットで優先入場できたのですが、現在は新たに追加されたプラチナチケットのみになっています。
カサ・バトリョはとても混雑しているので、時間になったら並ばずに入場できるのはとてもありがたかったのですが、残念。
一応時間指定があるので、長時間待たされるということはないかと思います。
ちなみにカサ・バトリョは予約日時によって料金が変わってきますので、早めの予約がおすすめです。

公式から予約してよかったよ!
このスペイン旅は、バロセロナのガウディの建築作品を巡るのが最大の目的でした。
街にはガウディの手掛けた建築物がたくさんあり、滞在中に全部を回るのは無理。そこで自分の中で絶対に外せないところを厳選し、公式サイトから予約をしました。
パソコンの操作に慣れていなかったり、外国のサイトで戸惑ったり、何を予約すればよいか悩んだり。
ハードルが多く正直疲れましたが、がんばった甲斐がありました。このおかげで、暑い夏のバルセロナを効率よく回ることができました。
準備がしっかりしていると、旅先でもトラブルに遭遇することが少なくなりますし、メリットがたくさんです。
今回はパソコンの操作を絡め、公式サイトからの予約についてお話しました。
これを参考にして楽しい旅をしていただけると嬉しいです。
良い旅を!(^^)