モレーン湖
カナディアン・ロッキーにあるこの青い湖に魅せられ、バンフ中心地からバスでモレーン湖に行ってきました。旅先では自分のペースでゆっくり観光したいので、公共交通機関である “Roam Transit “というバスでの移動です。ただモレーン湖にアクセスするには、レイク・ルイーズでバスを乗り換えるなど条件がいくつかあり少し複雑です。
この記事では、予約サイトの使い方から乗り継ぎの流れ、希望の時間が取れなかったときどうしたか等、体験ベースでお話します。モレーン湖の美しさと共にお楽しみくださいね。
モレーン湖とは
バンフに来た目的は、信じられないくらい青い湖モレーン湖を見ることでした。モレーン湖はアルバータ州のバンフ国立公園の中にある湖です。
バンフという町を起点にして、西へ約 50 分ほど進んだ先のレイク・ルイーズのさらに奥に位置しています。氷河によって削られた岩の微粒子が光を反射し、鮮やかな青色に見えることで知られています。
バンフからモレーン湖に行くには
モレーン湖にはレンタカーで行くことも考えましたが、外国での運転はハードルが高いうえに観光時期は混雑するとのこと。加えて2023年からモレーン湖へは一般車両での乗り入れができなくなりました。ということで選択肢はツアーかバスの2つ。ゆっくり自分のペースで楽しみたい私は、バスを予約して行くことにしました。
パークス・カナダで行き方を確認
パークス・カナダという政府機関のサイトでモレーン湖への行き方を見てみましょう。
このサイトでは4種類の行き方が提示されています。
私はバンフ中心地から移動するので “ Roam Public Transit ” (公共交通機関)を利用してモレーン湖まで行きました。バンフ中心部からRoam TransitのRoute8Xで レイク・ルイーズへ。そこからバスを乗り継ぎモレーン湖に到着という流れになります。
Roam Transit を予約する
バンフ中心地からモレーン湖まで行くには必ずRoam Transit で ” Surper Pass “ という往復チケットをネット予約し購入します。
Super Pass に含まれるもの
・8X系統(バンフ〜レイク・ルイーズ湖畔)の往復予約
・レイク・ルイーズ湖畔からモレーン湖間が往復可能(パークス・カナダのコネクターシャトル)
・Roam Transit が1日乗り放題
2026年は6/1〜10/12までの期間のみ利用可能で、夏季シーズンの予約受付は段階的に開始されます。2026年7月は5/25〜、8月は6/22〜、9月10月は7/27〜の午前9時から予約受付開始です。(いずれも山岳地標準時)
料金:大人1人 30CAD 予約手数料 3CAD

予約画面では”Reservable Super Pass includes Moraine Lake Shuttle ” を選択
次の画面で必要項目を入れます。
From :Banff High School Transit Hub
To : Lake Louise Lakeshore
Ticket Type : Round Trip
日付と利用人数を入れてから、緑で囲った”Find trip”をクリックすると希望の便を選ぶことができます。最後は個人情報などを入れて決済して完了です。
注意点
注意点がいくつかあるので確認してください。「予約前に知っておくべき5つのこと」Things You Need to Know Before Booking と表記があるのでよく読んでから予約してくださいね。
オンライン予約が必須 、出発前20分前までに全員が揃うこと、必ずBanff High School Transit Hub から乗ること、モレーン湖からの最終シャトルの時間をチェックすること等々。
希望時間が予約できない場合
朝イチバンで行きたかったのですが、残念なことに午前中や昼ごろの予約は既に一杯。しかたなく行きは15時台、帰りは20時台とかなり遅くの予約をしました。でも「どうしても午前中にモレーン湖を見たい。」さてどうしたものか。ダメもとで早朝バス停に行って並ぶことにしました。空席があれば早い便に乗ることができます。
朝いちの便に乗るべく早朝バス乗り場へ向かった私たち。予約客のあとに乗車するので並ぶ場所は分けられていました。幸いにも人数が少なく無事に乗ることができましたが、これは時の運です。狙うなら始発便がいいかもしれないですね。ちなみにバンフに向かう帰りのバスも空席があったので乗ることができました。
希望時間で予約が取れなかった場合はこのような方法もありますよ、というご紹介でした。

モレーン湖に行ってみた
中継地:レイク・ルイーズ
Roam Transit 8X路線のバス停 Banff High School Transit Hub で乗車し、湖畔最寄りのバス停 Lake Louise Lakeshore で降ります。



ミルキーなエメラルド・グリーンのレイク・ルイーズ。中央奥にはビクトリア氷河が広がっています。湖畔には多くの観光客が訪れていて、散策やカヌーを楽しんだりできるリゾート地といった感じ。
30分ほど景色を堪能していると、ビクトリア氷河のあたりがまたたく間に濃い雲に覆われていき、土砂降りの雨になってしまいました。バス乗り場のテントに逃げ込みズブ濡れにならずにすみましたが、山の天気は変わりやすいですね。

Lake Louise Lakeshore のバス停近くで、パークス・カナダのバス” Lake Connector ” に乗るとモレーン湖に行くことができます。
Lake Connector に乗るには紙の切符をもらうという情報をネットで見かけましたが、受け取りブースらしき建物はクローズしていました。
モレーン湖行きの乗り場には緑色のテントが張っています。スタッフがいるので Super Pass を見せて「ここで乗ることができるのか?」と聞くとOKの返事。雨宿りしながらバスが来るのを待ちました。
モレーン湖
バスで30分ほどするとモレーン湖に到着です。
”ロックパイル”と呼ばれる岩場を登って行くとモレーン湖を見ることができます。見た瞬間「これを登るの?」とギョッとしましたが、足場はそれほど悪くなくアラ還の私でも普通に登ることができました。”Rock Pile” の標識があるので進んでいきましょう。


ロックパイルを10分ほど登ると眼下にモレーン湖が広がる絶景のビューポイントがあります。


どうですか!この色です!
写真やYouTubeで何度も見ていたのですが、曇りだったのにもかかわらず湖の色が本当に美しいターコイズブルー。湖の奥には迫力あるテン・ピークスと呼ばれる山々が連なっています。カナダの大自然に圧倒されました。来るまでの準備は大変だったけれど、はるばる見に来てよかったとしみじみ思いました。
まとめ
バンフからモレーン湖への行き方をおさらいしましょう。
Roam Transit の Super Pass を事前予約して、Banff High School Transit Hub から 8X 系統でレイク・ルイーズへ。そこで Lake Connector に乗り換えてモレーン湖へ、という流れです。希望の時間で予約が取れなくても、当日早めにバス停へ向かって空席があれば乗れる可能性があります。諦めずに早起きしてみる価値はありますよ。
そして実際に目の前で見たモレーン湖は写真や動画と同じようにとても鮮やか。曇り空にもかかわらず素晴らしいターコイズブルーでした。カナダ旅行を考えている方、バンフに行くならぜひモレーン湖をコースに入れてみてはいかがでしょうか。
以上モレーン湖への行き方をご紹介しました。最後までお読みいただきありがとうございました。


